思いやりの心で築く安心の就労環境
株式会社Lykkeは、チューリップの花言葉である「おもいやり」を大切にし、障害をお持ちの方が安心して働ける環境づくりに専心しています。様々な障害や困難を抱える18歳以上の方々に対し、無理のないペースで就労体験を積めるよう、一人ひとりの歩みに丁寧に寄り添うアプローチを実践しています。
明るく和気あいあいとした雰囲気の中で、利用者の希望や適性を十分に理解し、それぞれが持つ可能性を最大限に引き出すサポートを提供しています。「幸せに思えることが幸せ」という理念のもと、利用者が自分らしく働きながら成長を実感できる場所として、継続的に福利厚生の充実と職場環境の改善に取り組んでいます。
施設内外での多彩な作業体験とスキル向上
同社が展開する就労継続支援B型事業所では、ハンドメイドアクセサリーや雑貨製作を中心とした創作活動から、実際の企業での施設外就労まで、利用者の興味や能力に応じた幅広い選択肢を用意しています。製作活動では広島の特色を活かした土産品として販売される作品づくりに携わり、素材選定から完成品の品質管理まで一貫した工程を学ぶことができます。
施設外就労では飲食業、アパレル業界、美容関連、清掃業務など多様な分野での実践的な職業体験を通じて、将来の一般就労に向けたスキルアップを図っています。特に女性利用者向けの「Sun」では、エステサロンでの施術補助やアロマテラピー関連業務など、専門性の高い技術習得の機会も提供し、個々のキャリア形成を支援しています。
次世代育成と社会貢献活動への積極参画
放課後等デイサービス「morrys」では、学齢期の子どもたちにとって家庭・学校に次ぐ安全な居場所を提供し、多様な体験プログラムを通じて社会性や自主性の発達を促進しています。季節の行事や運動プログラムなど、子どもたちが楽しみながら学べる環境を整え、保護者との緊密な連携により一人ひとりの成長を見守っています。
環境保全活動「TRUE BLUE」では、海洋プラスチック廃棄物を再利用したアクセサリー制作により、利用者が環境問題解決の一翼を担う機会を創出しています。この活動から得られる収益は全て海洋保全事業に還元され、利用者が社会的使命感を持ちながら作業に取り組める意義深いプロジェクトとして運営されています。
地域との連携による持続可能な支援システム
広島市中区の交通利便性に優れた立地を活用し、複数の駅やバス停からアクセス可能な通いやすい環境を整備しています。事業拡大に伴い保育士や言語聴覚士などの専門スタッフの採用を進め、より専門的で質の高いサービス提供体制を構築しています。
利用者の体調や目標設定に応じた柔軟な利用プランの提案により、短時間利用から段階的な時間延長まで個別対応を実現しています。地域企業との連携により施設外就労先や製品販売先の拡充を図り、利用者が地域社会の一員として活躍できる機会を継続的に創出し、長期的な就労支援と社会参加の実現を目指しています。


